if you want(やりたければ)~というコールをする場合があります。
やりたいペアだけが動作を行うということになります。
基本としては、if you want box the gnatのように位置を入れ替える動作を行います。
体形を変えて複数回入れ替えを行う場合は常に同じペアで入れ替えを行うようにコールします。
戻し方は入れ替えたペアが向かい合うようにしてStar thru, bend the lineをコールするか、入れ替えたペアが並ぶ体形にしてboys(girls) fold等をコールしてノーマルポジションに戻します。
アンシンメトリックでは全てのセットは同じ体形となりますが、IF YOU WANTの場合はオーダーとアレンジメントがセット毎に異なると考える必要があります。
使用に注意か必要なムーブメントはアンシンメトリックと同じです。
基本は特定のカップルでの位置の交換でしたが、これを拡張して男性同士、女性同士で位置を交換したらどうなるか考えてみます。
例えば(A)のパートナーを連れているラインからif you want(right and left thru)or(Ladies chain)or(Flutter wheel)等をコールしたらどうなるでしょうか。
非対称のスクエアダンスで定義しましたが体形は対称ですが男女の位置が非対称のセットが出来ることになります。(B)(C)(D)
これは男性同士、女性同士で位置を交換したことと同じとなります。
これをゲットアウトが出来るようにオーダーを揃えて対称位置に戻す方法を考えてみたいと思います。
手順1:入れ替えた同姓同士を向かい合わせてtouch 1/4をコールするか、右手を取ったWave体形にする。(セットの中心から見てMMGGのWave体形)(例:pass thru, ends fold, touch 1/4, centers trade)
手順2:Heads run, ends fold, で男性はHeadsがendsに女性はsidsがendsで動性同士で向かい合った体形となります。注:GGMMとMMGGのwaveでは逆の結果となります。
手順3:slide thru, those facing (ends) pass thruでオーダーと体形の整った外向きのラインができる。(ends fold でゲットアウト)(E)~(G)
※1組と2組が向かい合っている場合はアウトオーダーになります
次回はアレンジメントの統一方法について解説します。