学校の教育について考えてみてください。
授業中の教室には新入生とその家族が一緒に席についています。

教師は新入生に授業で教え、教えた内容を課題として与えます。
新入生は与えられた課題をこなそうとしますが、家族によって対応が異なるようです。

Aさんの家族
家族は新入生の課題を手伝ったり、付きっ切りで教えたりはせず、時間がかかっても新入生だけで課題をやらせます。 課題の答えが間違っていてもその場では訂正はしません。家族も教師の説明を集中して聞いています。

Bさんの家族
新入生が考えると直ぐに家族が課題の解き方や内容を説明して新入生は家族の助言にしたがって答えを書きます。教師の説明はあまり聞いていません。

Cさんの家族
新入生が間違った答えを書こうとすると家族が注意して正しい答えを教えて書かせます。教師が説明しているのですが、そちらは聞こえないようです。

Dさんの家族
最初から家族が課題の答えを新入生に教えて書かせますが、家族の助言が間違っている場合もありました。教師の説明は聞いていません。

A、B、C、Dどの家族の教育が好ましいと考えますか。

コーラー → 教師
ビギナー生 → 新入生
先輩ダンサー → 新入生の家族

このように考えられるのではないでしょうか。
ダンス中にビギナー生に指示や説明をしたり、強引なリードでビギナー動かすことはどうでしょうか。
それはビギナー生の成長にどのように役立つと考えますか?

授業の基本は生徒は教師の言うことに集中して理解しようとし、教師は新入生の正しい理解度を把握して指導に反映させることでしょう。
B、C、Dの家族の場合は生徒が授業に集中できず、教師も生徒の正しい理解度を把握できません。
結果として新入生が理解しないまま授業が先に進んで行くことになりそうです。